アスリート諸君

アスリート諸君!№6 セレゾンサッカースクール

今年の夏にサッカーワールドカップロシア大会が開催されたことは記憶にも新しいと思います。今回のアスリート諸君ではセレゾンサッカースクールの尾崎正章監督にお話をお聞きし、東大阪で日々サッカーの練習に励んでいる子どもたちを取材してきました。

 

セレゾンサッカースクールの特徴を教えてください。

セレゾンサッカースクールは幼稚園児から小学生までが在籍するスクールです。毎日の練習を通して人間的な面での成長につながる指導を行い、子どもたち一人ひとりの個性を伸ばすことをめざしています。また、週末には交流試合を行い、スクールで学んだ技術を目いっぱい試すことができます。現在は約50人のスクール生が在籍しており、女の子も7人います。最年少は幼稚園の年中さんです。年齢、男女関係なく練習に励んでおり、放課後学校のグラウンドで練習することで、保護者の方にも安心していただいております。

週末の交流試合について教えてください。

毎週土曜日には他のサッカーチームと練習試合を行い、大会にも出場しています。また、他府県へ遠征にも行きます。練習試合では全員が試合に出場できるように心掛けています。
時には試合に負けたりもしますが、試合を通して勝った時の嬉しい気持ちや、負けた時の悔しい気持ちを感じてもらいたいと考えています。子どもたちには楽しいことも、時には辛いことも経験して欲しいです。また、チームに一体感がでるように練習用も全員同じユニフォームにしています。

監督歴を教えてください。

私はもともと高校の教師をしていました。監督歴では高校サッカーで全国大会出場の経験もあります。現在は子どもたちにサッカーの楽しさを教えることに励んでいます。長年監督をしていたことで、今では教え子たちがOBとして指導を手伝ってくれています。

 

監督をしていて一番嬉しかったことを教えてください。

子どもたちがサッカーを好きになってくれることですね。スクールを卒業してからもサッカーを続けている子がいた時は本当に嬉しいですね。また、挨拶や片付けが全くできなかった子が、サッカーを通して自分から積極的に行動するようになった時は監督をしていて良かったと思います。

どのような練習をしていますか。

練習は毎週月、水、金で、八戸ノ里小学校のグラウンドです。グラウンドでは外が暗くなっても練習できるように、大きな照明設備があります。東大阪では八戸ノ里小学校が一番明るい照明設備があるグラウンドだと思います。また、子どもたちがケガをしないように、当スクールでは軽くて安全なアルミ製のサッカーゴールを使用しています。他の学校で子どもがサッカーゴールの下敷きになった事件があったので、子どもたちが安心してサッカーを楽しめるように努めています。練習時間は17時30分~19時15分で、練習前・練習後には必ず子どもたちだけで準備と片づけを行うようにしています。また、サッカーを通じて、技術だけではなく自ら考えて行動できる人間になって欲しいという思いから、その日の練習メニューを子どもたちだけで考えてもらっています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

セレゾンサッカースクールでは随時生徒を募集中です。初心者の方も安心して楽しく始めることができるスクールです。実際に練習に参加し、体験してみませんか。優しい先輩たちが待っているので、 お気軽にグラウンドへお越しください。

 

取材を終えて

取材日は11月の少し肌寒い気温でしたが、子どもたちは元気にサッカーの練習に打ち込んでいました。取材中では子どもたちから大きな声で挨拶をいただき、礼儀やマナーといったこともサッカーを通して教育されているんだと感じました。練習では監督が何も言わなくても、練習の準備やストレッチ、その日の練習メニューなどを皆で相談しながら話し合っていました。また、初心者のスクール生の子にもわかりやすく丁寧に教えており、技術やテクニックの習得だけでなくサッカーをもっと好きになることを目的としているんだと思いました。監督によると練習試合では「絶対に勝つ!!」という気持ちをもって臨むそうです。ここから将来の日本代表選手が誕生するかもしれないですね。

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